さて、第27回の今日は、データ型についてご紹介します。
データ型とは
ActionScriptで取り扱われるデータは、必ず何らかの型に属しています。
変数の型宣言をする際や、値の代入を行う際は、このデータ型の特性を理解し、正しく扱う必要があります。
代表的なデータ型
数値を扱うような変数を宣言したい場合、Number、int、uintの3つのデータ型が考えられます。
Number型は、全ての正負の整数から浮動小数点を含む数値まで、全ての数値を扱うことができます。
扱うデータが「正の整数のみ」とあらかじめ決まっているような場合には、uint型で指定するほうが効率的です。
数値と数字
0 〜 9までのアラビア数字をプログラム上で扱う際には、データ型の違いに注意が必要です
人間の目には同じ形の文字に見えても、プログラム上ではその数字が「数値」、つまりNumber、int、uintのいずれかの型なのか、「数字」、つまりString型なのかによって扱い方が異なります。
例えば、uint型の100は算術演算が可能な「数値」ですが、String型の"100(イチゼロゼロ)"は、「数字(文字列)」です。
データ型の変換
データ型は意図的に変換することができます。
特に、文字と数値を取扱う際に文字⇔数値の変換をする場合が多くあります。
ユーザーがテキストフィールドに入力した値は数字かそれ以外の文字かに関わらず、必ずString型になっています。
そこで、入力された数字を算術演算で使用するために、String型のデータを数値の型に変換する必要があります。
このようにデータ型を意図的に変換することを「キャストする」といいます。
データ型をキャストする方法
データ型名(値)
uint(input_txt.text);
この例では、テキストフィールドinput_txtのtextプロパティをuint型に変換しています。このとき、input_txt にアラビア数字以外の数値に変換できない文字などが入力されていた場合は0、Number型に変換しようとしていた場合はNaN(Not a Numberの略)が割り当てられます。
変数の型指定は必須ではありませんが、しておくことが推奨されています。
型指定をすることで、誤ったデータが代入されるのを防げたり、処理が最適化され高速になったり等、メリットが沢山あります

