などと言ってから幾星霜、恐ろしく今更感がモッリモリに満載ですが、本当にうれしいことにリクエストをいただきましたので、Androidアプリ開発の続き行きます!
正直なところ自分でもどうやったのか一瞬思い出せないほどですが、今から4ヶ月も前にこんな記事を書いていました。
Flash CS5でAndroidアプリ開発:パブリッシュ編!
ということで、今回は前回の記事ではさらっとスルーしている、Android エミュレーターの使い方について触れていきたいと思います。
Flashを使って行うのは、apkファイル(AIRアプリのインストール用ファイル)の作成までです。そこから先は、実際にAndroidの端末、もしくはエミュレータにファイルを送り、インストール&起動を行う必要があります。その為には端末でAIRアプリが動くようにランタイムも入れないといけません。結構忙しいです。
まずは、SDKの入手からいきます!SDKを入手すると、エミュレーターが使えるようになります。
Android SDK | Android Developers
Win,Max,Linuxとそろっているので、環境に合わせたものをダウンロードします。

ダウンロードしたら適当な場所に解凍します。この後、コマンドラインでパスを打ち込む必要があるので、できればHDD直下とかがわかりやすくていいと思います。私はDeveloper/android-sdkに置きました。
とりあえずこのSDKがちゃんと使えるか確認します。ターミナルを立ち上げて、先ほど解凍したフォルダ内にあるadbまでにパスをいれます。
/Developer/android-sdk/tools/adb

うまくいけばどかっとヘルプが表示されます。

次は端末(エミュレーター)上でAIRアプリが動くように、Adobeからランタイムをゲットします。
Adobe Labs - Adobe AIR for Android
ちゃちゃっとログインまたはユーザー登録して、Download Software→Download AIR for Android Builds [09/30/10]→AIR 2.5 Runtime - Emulator [For FroYo onwards]をダウンロードします。これはapkファイルなので、エミュレーター上で実行します。コマンドラインでインストールするので、これもHDD直下等に置いておくといいですね。

では、インストール先のエミュレーターを起動します。
/Developer/android-sdk/tools/android
これでAndroid SDK and AVD Managerが起動します。まずはInstalled Packagesから必要なものをダウンロードします。どれがいるのかわからなければ全部ガッツリいっときましょう。
次に、Newから新規にエミュレーターを作成します。

デバイスの設定を決めて、

Startで起動します。

でーん!起動には結構時間がかかります。

ではここにさっきのランタイムをいれましょう!
多分ここからターミナルのコマンドがきかなくなるので(すいません、このへんよくわかってません)、新規にターミナルのウィンドウひらいて次のとおり打ち込みます。パスは環境にあわせて変えてください。確かもっといいやり方あったはずですが、、
/Developer/android-sdk/tools/adb install /Runtime_Emulator_Froyo_20100930.apk
少し時間が経つとサクセース!的なメッセージがでて完了します。
そしたらいよいよAIRアプリをインストールします。apkのインストールは先ほどと同じ手順なので、
/Developer/android-sdk/tools/adb install /helloAndroid.apk
これでインストール完了!
アプリのアイコンがでてます。

起動!

もしかしたらアップデートの影響かどうかわかりませんが、アプリ起動時にローカルデバッガにつながらない的なメッセージがでる場合があります。Cancelしてやれば普通に動きますが、エミュレーター上でデバッグできるってことですかねー。まだ勉強不足です!
次回は未定!