2011年07月02日

7/2 EPUB小規模出版 無料勉強会開催レポート!!

2011年7月2日(土)『EPUB小規模出版無料勉強会』を開催いたしました。

01.JPG

節電対策で、m-Schoolのロビーは若干暗めですが。

02.JPG

教室の中は明るく、お客様をお出迎え。

03.JPG

最初にm-Schoolの宣伝をちょこっとだけさせていただき勉強会スタートです!

04.jpg

進行役は、林 拓也先生です。

06.JPG

今回も満席のお申し込みをいただき誠にありがとうございます!

05.JPG

前回のレポートはこちら

自己紹介


最初はみなさんの自己紹介からスタート。

  • ソフトウェアエンジニア
  • DTPのオペレーター
  • グラフィックデザイナー
  • 技術翻訳
  • 教材制作
  • 学習塾
  • ソフト会社
  • 雑誌の編集プロダクション
  • Web制作者
など、今回もさまざまな方にお越しいただきました。

事例紹介


続いて、「広報ひらつか」の電子書籍版を作成された方より、「広報ひらつか」で、EPUB形式を採用した理由をご紹介いただきました。

07.JPG

広報ひらつかが始まった切っ掛けは、新聞の折り込みなどでやっていた広報誌をいろんな人に見せたいという平塚市の思いから始まりました。丁度そのころ、スマートフォンが普及してきたことで電子書籍を作成する流れになりました。

EPUBにしたのは以下の理由からです。
  • iphone/ipadアプリの場合、アップルの審査を通らないと行けないため、手間が掛かる。
  • PDF形式の場合、ユーザービリティにかける
この欠点を補うためにEPUBを採用しました。

アンケートの回答


事例紹介の後は、申込み時に参加者の方にお答えいただいたアンケートの質問を、林先生にご回答いただきました。

■EPUBを使うことでの読者視点のメリットはなに?
EPUB自体のメリットは良く聞きますが、ユーザー目線となると何が良いんだろ?とふと考えさせられる質問ですね。

林先生が他のセミナーにて収集した情報を参考にご回答頂きました。
  • 重くてかさばる本を持ち歩かずにすむ
  • 文字の大きさが変えられるので老眼にやさしい
  • 在庫切れがない
  • 価格が安い
■EPUB3の違いやメリット
まだまだビューワーが対応していないので使えないのが現状ですが、今後はEPUB3対応のビューワーもそろってくるはずなので、EPUB2とEPUB3で何が違うかご紹介いただきました。

EPUB3からは以下を行うことができます。
  • EPUB3から音声読み上げができる
  • EPUB3から縦書きもできる
  • 表現力が高められる(より紙に近づけるレイアウト、紙からはなれられる(動画・音声の表現)
  • 縦組ができる
  • メディアクエリーができる。CSSの切り替えができる。
参考サイト:Walrus epub demo#3

■DRMと違法コピー防止についての考え
DRMについては、どのメディアにとっても課題になっていますが、電子書籍の場合も同様です。不正コピーされる、されないによって売上などが大きく変わってしまうため特に重要です。しかしながら、不正コピーのセキュリティを高めすぎてしまうと、返ってユーザーにとっては扱いづらいものになってしまい購買意欲を削いでしまうことにもなるので、一階にDRMを強化すればよいかというとそうとも言い切れません。

個人で出版を考えている方の場合は、DRMがいろいろ制限できるサービスを利用するのが一番早く、著者または売り手側の判断でどの程度コピーを防止をすればよいのか考える必要があります。

最近では、個人情報と結びつけるだけのDRMで運営している所もあり、ソーシャルDRMという表現もあるそうです。

参考サイト:ブックパブ

■電子書籍がなかなか普及しないのは?
これも、考えさせられる質問ですね、スマートフォンが普及してきているけど電子書籍まで手が出ていない理由としては、上記のDRMの考え方が影響しているのではとコメントしていました。

たしかに、日本はDRMの考えが厳しいので、それがクリアできないから本は出版しないという流れでコンテンツが増えず、閲覧するユーザーも増えない。このような考え方もありえますね。

■電子書籍の定義
こちらは、明確な定義はないですが先生のお考えでは、
  • ローカルに持てる
  • テキストが含まれていて検索できる
  • 書籍情報が入っている
というお答えでした。

■大手各社の電子書籍の言い方
各社の言い方が違うと言うことをはじめて知りました。

アマゾン:book
Google:オフラインコンテンツ
アップル:マルチメディアコンテンツ

■どうしたら出版した電子書籍が売れるか?
ビジネスとして電子書籍を作るならば売って儲けたいというのが当たり前の考えですが、閲覧用デバイスの普及が十分でないという現実があります。
その点を考慮して、売るための要素を考えました。
  • 高価格・高価値のコンテンツ→少部数でも元が取れる
  • IT系のコンテンツ→今現在の電子書籍の購入層はITリテラシーの高い方が多い
  • 長期に渡って売れるコンテンツ→長いスパンでデバイスの普及するのを待つ
  • 高品質のコンテンツ→クチコミが期待できる
  • 継続してコンテンツをリリースする→常に注目されるように
  • バックボーンを持つ→代表例はSNSなどを利用したブランド価値の構築(ファ
     ンを作っておく)
・・・etc

■Adobe InDesignでのEPUB作成
現段階では、マスタの変換ができない、レイアウトがくずれる、グラフィックの取り直しが必要になるなど、手間が発生するのであまり現実的ではないようです。

今回もいろいろな内容に切り込んで勉強会を開催いたしました。
勉強会では先生だけの意見ではなく、参加者の方のご意見も発表いただく形なのでいろいろな方の意見が聞けてえんでぃー自身もとても勉強になりました。

最後は名刺交換会も行いました〜。

09.JPG

次回の日程は決まっていませんが、またこのような交流の場をm-Schoolでは定期的に設けて開催したいと思います。次回もまたよろしくお願いします!

お詫び


前回のレポートにてUストリーム配信を行う旨の記載がありましたが、検討の結果、勉強会ではお客様の名前を呼ぶことや、お客様質問の際の顔出しができないなど、ハードルが高く配信は中止とさせていただきました。ご希望いただいていた方のご期待に沿うことができず大変申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
posted by エンディー at 18:19
イベント | コメント(0) | トラックバック(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック