2011年11月01日

10/29 EPUB小規模出版 無料勉強会開催!

2011年10月29日(土)『EPUB小規模出版 無料勉強会』を開催いたしました。
こちらの勉強会も好評で3回目を迎えました。

01.JPG








これまでエンディーが参加しておりましたが、今回は私ウッチーが参加させて頂きました。
自分はEPUBに対してほとんど知識はなく、今回が勉強会にも初参加ということで、情報が得られればと思っておりました。

今回も進行役は林先生ですが、その他にスピーカーの方が2名いらっしゃいまして、それぞれの立場から技術的な意見や、EPUBをめぐる潮流をお話頂きました。
技術的な観点としては

 ・iBooksにおいてJava Scriptを組み込んだ際のEPUB3の挙動

で、iOSでの電子ブックリーダーiBooksで、Java Scriptを利用してパブリッシュをした場合どうなるかという点。
基本的にWebで見られる挙動のほとんどは再現が可能だそうですが、特有の「ページめくり」の挙動がスライダーの挙動と競合してしまい、スライダーを使って細かい調整を行う作業(色や明るさを変更する等)は動作の面で不安定な所があるとのこと…
技術的には可能でも実装には難しいところがあるようです。

続いて

 ・日本におけるEPUBの仕様や作成におけるルールはどうなっているか

日本電子出版協会(JEPA)等の委員会、研究会でのトレンドや最新のEPUBで作成された作品に関するお話をいただきました。
村上龍の最新作「歌うクジラ」は非常に高度な技術でEPUB化されているらしく、端末はかなり限定していまいますが、ページ毎にBGMが設定されていたりと、非常に動的なコンテンツになっているようです。

進行役の林先生はちょうど講座開催の前日に発表になったSONY社の端末にEPUB3電子雑誌が対応するというニュースを話題にされておりました。

 ・EPUB3電子雑誌対応、Sony Tablet向け電子書籍サービス開始

上記で端末の話題が出ましたが、EPUB形式のデータでは現状まだまだ端末依存、リーダーソフト依存であることが多く、すべての端末で等しくEPUB形式の電子書籍が見られるような時代はまだまだ先ではないかと仰っておりました。

また、林先生はEPUB3を使った新たな技術として「media overlay (メディアオーバーレイ)」の機能を紹介されました。

 ・テキストに合わせてセリフを読み上げる

という目の不自由な方にも楽しめる読書の形態をコンセプトにされたとのことで、タップした部分からセリフが開始される等、EPUBならではの機能で電子書籍の可能性、進化を感じました。


さて、話は少し変わりますが…
このブログの執筆中調べ物をしていたら、水道橋の事務所近くに面白い施設があるのを発見しました。

 ・e読書ラボ

国立情報学研究所が運用している電子書籍の環境を提供する実験室のような場所だそうです。
実機でどのように見ることが出来るかわからない以上、手にとって確認できるというのは魅力ですね。
神保町は目と鼻の先ですので、時間を見つけて行ってきたいと思います。


話が戻って…

次回の勉強会の日程は決まっていませんが、またこのような交流の場をm-Schoolでは定期的に設けて開催したいと思います。
次回もまたよろしくお願いします!
posted by ウッチー at 21:10
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