2006年09月20日

アドビテクノロジー・Tips 第8回(後編)

高機能なグラフィックスおよびテキスト編集ツールを使ってプロフェッショナルなレイアウトデザインを実現する[ Adobe InDesign CS2 ]。今回は、前回の[ 組版テンプレートにタグを割り当てる方法 ]を元に作成したデータを使用し、 InDesign CS2の新機能である[ XMLデータのリンク設定 ]についてご紹介します。

アドビテクノロジー・Tips 第8回(前編)

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[ XMLデータのリンク設定 ]
InDesign CSでは、一度流し込んだXMLデータは変更ができず、再度XMLデータを読み込み直す必要がありました。これは大変面倒な作業です。これに対しInDesign CS2では、適用させるフレームとXMLデータをリンクすることができ、通常のリンク画像と同じようにリンクパレットを使用して、リアルタイムに変更内容を更新する事が可能です。前回では、[ 組版テンプレートにタグを割り当てる方法 ]までご紹介しましたが、今回は、前回作成したデータを元に、XMLデータをInDesignに読み込み、リンクを設定する方法をご紹介します。

XMLデータをInDesignに読み込み、リンクを設定する方法は下記の通りです。

< 方法 >
1.[ Adobe InDesign CS2 ]を起動します。
2.「ファイル > XMLを読み込み」を選択し、読み込むXMLデータを選択します。
3.XMLを読み込みダイアログで「内容を結合(InDesign CSでは「内容を置き換え」)」を選択し、「OK」を選択します。(この際に、「XML読み込みオプションを表示」を選択しておきます。)

20060920_indd_12.jpg

4.XMLを読み込みオプションダイアログで、「リンクを作成」を選択します。
5.「OK」を選択します。

20060920_indd_13.jpg

各フレームにXMLデータが適用されます。

20060920_indd_14.jpg

6.次にリンク機能を確認するために、XMLデータを下記のように変更し、保存します。

20060920_indd_15.jpg

7.InDesignに戻り、リンクパレットを確認します。(リンクパレットは「ウインドウ > リンク 」を選択して表示します。)
8.リンクパレット上のXMLデータの横に「変更」マークが表示されたら、「リンクを更新」ボタンを選択し、読み込んでいるXMLデータを新しく更新します。

20060920_indd_16.jpg

9.更新した内容が適用されます。

20060920_indd_17.jpg

このように、InDesign CS2から搭載された「XMLデータのリンク機能」を活用すると、XMLデータを更新するだけで、簡単にInDesign上の内容も変更する事が可能です。これにより、効率的な自動組版を誰でも簡単に行う事ができます。

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他のCreative Suiteアプリケーションとの緊密な連携を通じて、より効率的な制作ワークフローと柔軟な制作環境を提供する[ Adobe InDesign CS2 ]。[ XMLデータのリンク設定 ]を活用することで、リアルタイムに変更内容を反映させる事ができ、更新作業が効率良く行う事が可能です。


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  金像 瑞穂(コンゾウ・ミズホ)
  マルチメディアコンテンツ・クリエイター/インストラクター
  アドビシステムズ・認定インストラクター
  媒体を問わず、アドビ製品から旧マクロメディア製品まで
  縦族無尽に使いこなし創作活動を行う。豊富な経験、
  アプリケーションの知識、そして、分かりやすく
  軽妙なのにも関わらず熱心なトークで講師としても
  引っ張りダコ。北や南と走り回る日々。


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連載:アドビテクノロジー・Tips
posted by タイラー@m-School at 14:38
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「本物」のソフトでPDFファイルを作ろう。
Excerpt: こんにちは。私たちが普段ネット上で見る資料は大抵 PDF ファイルです。理由としては、オンライン上での配布が便利な事が挙げられます。
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