CaptivateではMicrosoft PowerPointを読み込み簡単にコンテンツを作成する事ができますが、Captivate6になって今まで以上に連携できるようになりました。
PowerPointファイルをCaptivateプロジェクトに読み込む際には、最初のメニュー画面から「Microsoft PowerPointから」を選択して読み込みたいPowerPointファイルをファイルダイアログから選択します。
Captivateで選択したPowerPointファイルを読み込むと「変換」ウィンドウが表示され、そこでプロジェクト名や画面サイズを指定し、Captivateのスライドとして展開するPowerPointスライドを選択(チェック)し、OKボタンでCaptivateのプロジェクトに展開されます。
この時、ポイントになるのが「スライドの進め方」と「リンク設定」です。
「スライドの進め方」はマウスクリックで進める場合と自動で進めることを選択できます。
「リンク設定」はPowerPointのファイルをCaptivateのプロジェクトファイルに組み込むのではなく参照になるため、読込元のPowerPointファイルと同期編集する事ができます。
「リンク設定」をはずすとPowerPointファイルの情報は全てCaptivateのプロジェクトファイルに組み込まれるため、編集の同期は取られず、ファイルの容量も大きくなります。
ここでは、「スライドの進め方」と「リンク設定」をそれぞれ「マウスクリック」と「リンク参照」(チェックON)にしてプロジェクトを作成します。
変換されるとCaptivateのフィルムストリップに読み込んだPowerPointのスライドが展開されます。
ここで、編集メニューにある「Microsoft PowerPointでの編集」の「スライド編集」を選択するとCaptivate上にPowerPoint編集画面が展開され、そのままスライドを編集することができます。
文字・図の挿入、アニメーション追加など通常のスライド編集を行い、保存ボタンを押すと編集結果が反映された状態になります。
(この時の注意事項としては、編集するPowerPointのファイルを別途PowerPointで開いておいてはいけません)
基本的にはアニメーションのタイミングや種別などの調整はCaptivateのタイムラインではなく、CaptivateからPowerPoint編集で行います。
Captivateで編集するPCにPowerPoint が入っていない場合、2010のファイルを読み込むPCにPowerPoint2003しか入っていないなど、編集に関する留意事項があります。
この辺のネタに関しては別の機会に紹介をさせていただきます。
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