Adobe MAX 2007も2日目。本日からMAXが本格始動し、Adobeの新しいソリューションがジェネラルセッションで公開されました。
ケビン・リンチ氏は、Adobe Systems社は今後「サービス」(ASP)に力を入れるという宣言をし、4つのサービスを中心としたサービスを展開する予定です。
Scene 7 Imaging
Scene 7 Imaging(シーン7 イメージング)は、リアルタイムカタログを作成するサービスです。この程、Adobe社がScene 7社を買収したことにより実現しました。
カタログ内の商品の角度・画面の大きさなどが、ドラッグ&ドロップやクリックだけでリアルタイムに変更できます。テキストを入力した文字なども、瞬時に画面内に反映できます。
デモはこちらから見られるようです。
■Demos(Scene7)
SHARE
既にAdobe Labsでbeta版が公開されていますが、SHARE(シェア)はPDFやOfficeドキュメントなどを共有できるサービスです。
SHAREでは別のドキュメントにコンバートすることができ、会場を沸かせたのは、Flash Paper風にドキュメントを変換できることでした。
現地にてAdobe社の方に確認をしたところ、セッションではFlash Paperと発言しましたが、実際には似ているけどFlash Paperではないそうです。日本でも人気が高かっただけに、Flash Paperの新バージョンとして販売されるといいのですが、現時点ではないようですね。
Adobe Labsにてbeta版が公開中です。
PASIFICA
ハイクオリティビデオチャットや、インスタントメッセージを送信などが行えるサービスPASIFICA(パシフィカ)。
beta版は今月中に公開予定とのことです。
COCOMO
PASIFICAと似ているものですが、COCOMO(ココモ)はビデオ会議が行えるサービスです。
画像にもあるように、現在のAcrobat Connectに変わる新しいサービスです。追加された機能として、Acrobat Connectではできなかった、インターフェイスのカスタマイズが可能になります。
具体的にConnectの新バージョンで発売するという告知はありませんでした。
4つのサービスの公開に会場の反応も良く、今後のAdobeテクノロジーが期待される内容でした。
THERMO
次に、初公開のツール製品THERMO(サーモ)が登場しました。
THERMOは、RIAデザインツールとして新しく登場した製品です。Flexのようなプログラミングの技術がなくともRIA開発が行えます。
THERMOのすごいところは、デザイン画面で直感的に画像を描くだけで、自動的にXMLを生成することができます。これにより、Flexと同等の開発が、デベロッパーでなくデザイナーでも開発に携わることができます。
また、THERMOはPSD形式のデータを読み込むことができ、その内容もXMLに変換することができます。
画像では伝わりにくいですが、各種コンポーネントやタイムラインを調整するだけで、アニメーションを追加することも可能です。
(エンディー)
とのことで、かなりASP/SaaS系にパワーを入れているようです。



